2018/10/3

2018/10/1盛岡ガス「flammeフランメ」掲載記事&当会の保護の中間報告

 
2018/10/1号盛岡ガス「flammeフランメ」より
 
 
2018/4/1~2018/9/10
動物いのちの会いわて中間報告です
 
動物愛護法が改正になり、保健所では、飼い犬猫の引き取りを拒否できるようになりました。
改正前は、飼い犬猫の引き取りが約半数を占めていました。
動物愛護法改正で、引き取り数が半減しています。
2017年度盛岡市保健所では殺処分ゼロを達成しました!
 
でも・・・引き取ってもらえなかった犬猫はどこに行くのでしょう。
新しい飼主さんを個人で探すのはとても大変です。
 
独居の飼主さんが高齢で死亡!犬猫だけ残っている・・・
多頭飼育崩壊・・・SOS!を保健所に出しても対応してもらえない!
 
エサも十分に貰えずに・・・やせ衰えて瀕死の状態の飼い猫達・・・
人間も・・・自分の食費を削って・・・餌を買い求めていても・・・猫の数には追い付かない・・
右も左も・・・どこにも助けを求められない状態で困窮しきっている飼主さん;;
飼い猫なのに・・・飢餓・・・既に餓死してしまっている飼い猫達!
今ここに助けを求めている犬猫がいます。
 
県内には、動物愛護団体が7つあります。
NPOを取っている団体も増えています。
ほとんどの団体は、「無料で引き取り」、多額の飼育・治療費用を自分たちでまかない
「無料で譲渡」しているところがほとんどです。
高額な治療費用や飼育費用・・・がかかっていますが
公的な支援を受けている団体は皆無です。
 
動物保護愛護団体が「保健所”外”の犬猫」達の受け皿になっている状況があります。
 
譲渡も困難な中、飼育費用や治療費ワクチン・避妊手術費用を賄うことが難しく
そのまま(現状)での譲渡を行う団体も・・・
1匹でも命をつなぎたいと努力していますが・・
運営費等の重い負担が、愛護団体の活動を圧迫している実情が見受けられます。
 
当会の2018/4/1~9/10までの緊急レスキューは
 
犬は12頭!
 
ほとんどが保健所からの引き取り、高齢飼い主さんが亡くなったり、重病で飼育ができなくなったシニア犬達です。
当然、1頭当たりの施設での保護療養期間が半年・・・数年と長期化する傾向になっています。
 
猫は、147匹!
 
内訳
仔猫(生後数日~生後半年)65%  96匹(保健所からの引き取り含む)
多頭飼育崩壊緊急レスキュー25% 38匹
   (保健所からの引き取り・高齢飼い主さん引き取り含む)
高齢飼い主さん飼育放棄等 8%  13匹(保健所からの引き取り含む) 
 
仔猫達は、ノラ猫の仔とは考えられない・・
飼い猫の捨て猫(仔猫)が多いのが特徴です。
一部の心無い飼主さんが、自分の飼い猫の仔を捨て、
保護した善意の個人が自分で費用を賄って飼育し譲渡先を探して苦労している・・
これが、現実です
 
飼い主さんの避妊手術への理解と周知、確実な実行がより求められています。 
 
お外の迷子猫を助けてあげたい!
優しい方が多いです。
でも、自分で助けてあげたい猫は、「ご自分で保護」しましょう。
 
たかが猫1匹・・・と簡単に考えては困ります。
エサ、猫砂、混合ワクチン、風邪等の治療費等
仔猫1匹保護したら1万円前後の費用がかかります。
当会では、更に保護施設の「家賃」や
「光熱水費」、「専従スタッフの人件費」が別途必要です。
個人で保護してご自宅でお世話できれば、かからない費用が発生します。
 
最初から、「助けたら引き取ってくれますか?」
こんな質問を多くいただいています。
保護された方には、保護した方の責任があります。
どなたが保護したとしても、必要なお世話も費用も同じですよ
 
当会で保護しますのは、交通事故等で重傷!瀕死!
今すぐ保護しなければ死んでしまう!
衰弱して全く自分では動くことができないでいる!
治療費用も、高額が推定される!
このような犬猫の緊急レスキューを行っています
 
1匹の保護費用も5万・・10万以上・・・
治療費用・ワクチン等だけでも毎月100万円前後・・・という実情です。
個人で保護するには負担が大きすぎる・・・
高額な費用がかかっている犬猫をレスキューしています。
 
全ての犬猫を助けてあげたい・・と思っても難しいのです。
個人で保護できる状態の犬猫は、ご自身で保護をお願いいたします。
当会では、そのような犬猫の貰い手をさがすお手伝いをさせていただいております。
 
3月生まれの赤ちゃん仔猫を含めると、子猫の保護は100匹を超えました!
今、県内各地で、「100匹子猫の譲渡会」を開催中です
どうぞ家族になってくださいね
 
当会は、動物愛護法、国、保健所等の行政指導に基づき、譲渡を行っています。
飼育環境等整った方に譲渡します。
 
❶ 終生飼養(平均寿命が16年前後!飼い犬猫は、最後まで看取って飼いましょう)
❷ 猫は完全屋内飼育(飼い犬・猫は飼い主さんの敷地内から出さないで飼いましょう)
❸ ペット飼育可の住宅で飼いましょう(借家AP等は大家さんの承認が必要)
❹ 犬猫を飼育する費用負担ができる方に(犬は終生400万前後、猫は200万~300万円費用が掛かります)
 
 
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岩手大学・いのちのサークル「ねこの手」

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当いのちの会シェルターの頼りになるボランティアさんです。