2002/4 A町の放置猫の保護と経緯について
皆様も新聞やテレビでご存じのとおり、放置されていた80匹以上の
猫を当会がA町役場から全面的に依頼され保護しました。
この経緯についてご説明いたします
↑与えたドライフードに群がる猫達
酪農家が置いていった猫80匹について、A町役場より保健所経由で当会に相談がある。
早速当日代表を含む3名で現地視察。
餌を与えられなくなってから1週間ほど経過しており猫たちの空腹も限界となっていた様子。沢に降りて餓死していた猫も数匹確認される。
残された牛の飼料などを食べて生き延びていました・・・
餓死した猫達は・・・どんな思いで沢に降りて行ったのでしょう
4月15日
会員数名により現地へ給餌に行くと、捕獲業者と思われる5人がトラック2台に
ゲージをたくさん積み込んで来ており、既に捕獲していた猫を引き渡すように交渉。
猫の安全の為、役場、JA、保健所と相談し、現地に看板を貼る。
4月16日~
猫の安全を最優先とし、ボランティアにより、延べ40匹を捕獲。
健康チェック、ワクチン、去勢避妊を行いました。
人間を見つめる瞳・・・
瞳・・
瞳・・
この日以来、B町の借家を仮保護施設とし、猫の里親探しを
懸命に続けております。
それまではマスコミにはあまり出ずに活動を続けておりましたが
この大量の猫たちの里親を見つけるには現状を公開しない
わけにはいかずテレビ取材などにも応じてまいりました。
現在保護された80匹のうち46匹が新しい里親さんのもとへと旅立ちました。
ホームページや全国放送の反響もあり、多くの方から里親の希望、
応援のメッセージや物資のご協力をいただきました。
現在会には、里親さんを待っているA町の猫が30匹おります。
現地にもまだ数匹の猫たちがおります。
(毎日の給仕は現地のYさんのご協力により行われております。)
すべての猫を保護しました。