2003/2/7
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【犬】1週間に一度の餌で‥餓死寸前の犬達のお話 2002/2 |
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この2頭の犬は飼い主の事情により、半年ほどまえから週に1度しか餌をあたえられず、餓死寸前のところを保護されました。 もう1頭の犬は残念ながら通報を受ける前にすでに餓死してしまいました。 写真では毛並みもよく見えますが、実際に体に触れると骨が浮き出ており、少しの段差も上れないほど筋肉が衰えている状態です。 散歩もさせてもらえなかったので、爪は伸び放題、歩くとカチカチと音を立てます。 山奥に放置された犬達は週に一度の餌をもらえる日をじっと待って生きのびてきたのです。 散歩もしない、水も餌もやらない、飼育放棄され人里離れた山奥で飼い主を信じ、恨むことなく死んでいったもう1頭の犬を思うと心が痛みます 犬は鎖につながれ、その一生を飼い主にすべてゆだねたもとに飼育されます。 このような悲劇をくりかえさないためにも、これから犬を飼おうと思われている方は、今一度考えてみてください。 本当に犬を飼うことができる環境であるのかどうか、犬に費やす時間はとれるのか、餌代や
病気の時にかかる費用を犬の為に費やせるのか。 安易にペットショップで「かわいいから・・・・」だけで飼い始めるはどうかやめてください。 犬の寿命は15年といわれるこのごろ、その長い時間を本当にその犬と向き合い飼育すること できるのか、もう一度考えてください。 子供の情操教育のためにと飼い始め、その子供も成長とともに犬離れをし、最後は家族の 誰もが世話のおしつけあいとなり、最終的には誰も面倒をみなくなる・・・・といったことが よく聞かれます。 さらに、ストレスのはけ口として殴る、蹴るという虐待をする人間さえおります。 今回の飼育放棄も虐待のひとつです。 犬や猫に限らず命あるものを飼うということは、あなたに命を預けたのと同じことなのです。 どうか「命」をあずかるその重さを今一度考えてみてください。 お知らせ! 里親ページでも紹介しておりましたが、2002/3/29里親さんが2匹とも決まりました! 辛い思いもした2匹でしたが、この春新しい家族として迎えて頂きました こんどこそは、幸せに。 |
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