高齢独り暮らしの飼い主さんの飼育放棄が急増中!
今全国的にも問題になっているのが「高齢者の飼育放棄!」です。
入院・入所・死亡により、ペットを手放す方が急増しています。
年金暮らしで、高額な避妊手術を受けさせられないままエサだけを与えて飼育し、
10匹・・・20匹・・・と数を増やしてしまう方も・・・
犬猫の寿命が昔と違って、伸びてきているのも
この問題に拍車をかけることになっています
犬猫の平均寿命とご自身の健康寿命を考えて飼育を始めても
飼い犬猫の寿命が延びることによって・・ご自身が力尽きる・・;
このようなケースも増えていますよ
60歳を超えてから迎えるペットは、「飼い主さんが2度変わる!」と考えて下さいね。
一人暮らしでさみしいから・・犬好きの両親に犬をプレゼント!
ちょっと待ってください・・・
親御さんは年々年老いて・・・自分自身のことすらできなくなってきますよ
プレゼントした方!万一の際には、引き取ってご自分で飼う覚悟が必要ですよ
親御さんが犬を飼おうと考えていたら、
本当に面倒を見ることができますか?
万一の際には、引き取って飼育できる身内がいますか?
しっかり話し合って下さいね
別居の子供さんがいても、万一の際には・・
住宅、アレルギー等で、引き取れない方も多いです
次に託す方がいない場合は、
ご自身が責任をもって看取ることができる年齢の子を迎える!
子犬や子猫を迎えない‼ ことも選択肢の一つ!愛情ですよ。
厳しい現実ですが、老後の平均年表・・・です。
65歳;7人に1人が認知症・・。
72歳;男性の健康寿命
74歳:女性の健康寿命
※ 家族に迎える犬の犬種の年齢(平均寿命+1~2歳位)を目安にして
自分が飼育可能かどうかを検討して迎えて下さい
80歳;男性の平均寿命
※ 「平均寿命」というのは、その年齢時点で、同級生の半分以上が生きている・・という事ですよ。
82歳:サ高住入居者の平均年齢(一人暮らしはもう無理・・という年齢です)
83歳;相続問題が発生!(死亡する方が一番多い年齢です)
85歳;介護付き有料老人ホーム入居者の平均年齢
※ 2人に1人が介護が必要!になっている現実です。
87歳:女性の平均寿命
※ 「平均寿命」というのは、その年齢時点で、同級生の半分以上が生きている・・という事ですよ。
天寿を迎えるまでの最後の10年前後は、「元気ではない…状態」で過ごすことになりますよ。
飼育が難しくなって、手放す(飼育放棄)する方が増える時期です。
ペットも高齢・・・引き取り手が見つからない・・状態になってしまいますよ。
ペットを迎える場合は、元気でお世話ができる年齢!
「健康寿命!」を考慮して迎えましょう。
60歳を超えてから犬を家族に迎える際によく考えて下さいね
自分の入院時に預ける「ペットホテル」の費用も予算組しましょう
小型犬でも、1か月50000円前後必要ですよ
友人知人に預かってもらうとしても・・お礼と実費は必要です
飼い主さんが末期の病状ですと・・
数か月・・預けながらの里親探しになります!
年をとるにつれ・・経済面では徐々に苦しくなってきます
入退院を繰り返して・・ご自身の医療費もかかる・・・
犬にかかる・・そんな費用は無理・・だとお考えなら、
犬を飼う資格があるかどうかをもう一度考えて下さいね
当たり前のように、
「もう・・ペットホテル代金を支払えないから引き取って!」
こんな飼い主さんにはならないで下さいね